韓国語の은/는と이/가の違い|「は」と「が」の使い分けを例文7つで整理

「私は学生です」は 저는、「雨が降っています」は 비가。ここまでは覚えたのに、会話になると「あれ、은/는と이/가のどっちだっけ?」と一瞬止まってしまう。そんな経験はありませんか。実はこれ、韓国語を何年も学んでいる方からもとても多く聞く悩みです。

神戸市東灘区のJR摂津本山駅前で韓国語教室を開いて17年、韓国・江南の教育現場でも15年教えてきましたが、日本人学習者が最後まで迷いやすいのがこの助詞です。この記事では、韓国語の은/는と이/가の違いを「日本語の は・が と同じ考え方でOKな部分」と「ズレる部分」に分けて、例文7つと一緒に整理します。

結論:은/는は「話題」、이/가は「主役・新情報」

まず大づかみに言うと、은/는は「〜については」と話題を示す助詞、이/가は「〜が」とその場で主役になっている人・物を示す助詞です。ここは日本語の「は」「が」とほぼ同じ感覚で大丈夫です。

  • 은/는:すでに話題に出ている人・物、対比したいもの(「Aは〜だけど、Bは…」)
  • 이/가:初めて話に出てくる人・物、疑問詞(誰・何)の答え、目の前で起きている出来事

形は、直前の文字にパッチム(下に付く子音)があるかどうかで決まります。パッチムがあれば 은・이、なければ 는・가 です(책 → 책은/책이、커피 → 커피는/커피가)。

例文で見る使い分け7つ

① 自己紹介・説明は「は」

저는 학생이에요.
チョヌン ハクセンイエヨ|私は学生です。
自己紹介の定番。「私」はすでに話題の中心なので는を使います。初対面の場面で最初に言う一文です。

이건 김치예요.
イゴン キムチエヨ|これはキムチです。
「이거(これ)」+는が縮まって이건。「これは何?」と聞かれた直後の答えなので、話題は決まっていて는になります。

② 初めて出てくる主役、目の前の出来事は「が」

비가 와요.
ピガ ワヨ|雨が降っています。
窓の外を見て「あ、雨が」という場面。突然現れた出来事なので가。日本語でも「雨は降っています」とは言いませんよね。

저 사람이 제 친구예요.
チョ サラミ チェ チングエヨ|あの人が私の友達です。
「どの人が友達?」の答え。「他でもないあの人」と特定するので이です。

③ 疑問詞の答えは「が」

누가 왔어요? — 민수가 왔어요.
ヌガ ワッソヨ? ミンスガ ワッソヨ|誰が来ましたか? ミンスが来ました。
聞かれているのは「誰が」なので、答えの中心(ミンス)は가。ここで는にすると「ミンスは来たけど(他の人は…)」という対比に聞こえてしまいます。

④ 対比は「は」

커피는 좋아해요.
コピヌン チョアヘヨ|コーヒーは好きです。
「(お茶はともかく)コーヒーは好き」という含みが出ます。ただ「コーヒーが好き」と言いたいだけなら커피를 좋아해요が自然です。

⑤ 「私がやります」は 제가

제가 할게요.
チェガ ハルケヨ|私がやります。
手を挙げて「私が」と名乗り出る場面。「誰かやってくれる?」への答えなので가を使い、저+가は제가に変わります。

7つ目は、次の「間違いやすい例」のなかで確認します。

日本人学習者がよくやる間違いと直し方

ここからは、教室でレッスンしていて本当によく目にする間違いです。

  • 誤:누구는 왔어요?(ヌグヌン ワッソヨ)→ 正:누가 왔어요?(ヌガ ワッソヨ)
  • 誤:저가 할게요.(チョガ ハルケヨ)→ 正:제가 할게요.(チェガ ハルケヨ)
  • 誤:내는 학생이에요. → 正:나는 학생이에요./저는 학생이에요.

なぜ間違えるのか:1つ目は、日本語の「誰は?」が不自然だと感じる感覚を、韓国語では忘れてしまうためです。疑問詞(누구・뭐・어디)が主語のときは基本的に이/가を使います。2つ目と3つ目は、「私+が」のときだけ形が特別に変わるルールが原因です。저+가は제가、나+가は내가になりますが、「は」のときは저는・나는のまま変わりません。「가になるときだけ形が変わる」と覚えると混乱しません。

날씨가 좋아요.
ナルシガ チョアヨ|天気がいいですね。
7つ目の例文です。外に出て空を見ながらの一言なら가。一方、날씨는 좋아요と言うと「天気は良いけど(他は…)」という含みが出ます。

今日から使える3ステップ・チェックリスト

  1. その文は「誰が/何が」という質問への答えですか? → はい:이/가
  2. 相手との間で、その人・物はすでに話題に出ていますか? → はい:은/는
  3. 「Aは〜、Bは…」と比べる場面ですか? → はい:은/는

迷ったときは、上から順にこの3つを自分に聞いてみてください。文法書の説明を覚えるより、短い文を声に出しながらこの質問をくり返す方が、ずっと早く身につきます。

独学で身につけにくい理由と、教室でやっていること

은/는と이/가の違いは、ルールを読んで「わかった」と感じても、実際に口に出すと止まりやすい分野です。なぜなら、正解が文脈(誰が何を聞いたか)で変わるため、ひとり練習では「自分で自分に質問する」ことが難しいからです。

当教室は完全マンツーマンなので、レッスン中に私が「誰が来ましたか?」と質問し、その場で答えていただく練習をくり返します。間違えたら、その場で理由と一緒に直します。「わかった」を「言えた」に変える、これが教室の考え方です。独学の限界については韓国語 独学 完全ロードマップ、発音の壁は韓国語発音 完全ガイドもあわせてご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 韓国語の은/는と이/가は、日本語の「は」「が」と同じですか?

基本は同じと考えて問題ありません。ただし、「私が」だけは저가ではなく제가になるなど、形が変わる場合があります。また、韓国語は日本語より「は」を使う場面が少し多い印象です。まずは自己紹介(저는〜)と疑問詞の答え(〜가)の2パターンから始めましょう。

Q. 은/는と이/가を間違えると通じませんか?

ほとんどの場合、意味は通じます。ただ、ニュアンスがずれて「対比している」と受け取られることがあります。少しずつ直していけば十分です。

Q. 助詞の使い分けはどのくらいで身につきますか?

個人差はありますが、短い例文を毎回「声に出して」練習すると、数週間でかなり自然になる方が多いです。ご自身のペースを確認したい方は、無料体験でお気軽にご相談ください。

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馬賑韓国語教室は、JR摂津本山駅から徒歩1分の完全マンツーマン教室です。入会金・月会費は0円、体験後に無理な勧誘は一切ありません。「助詞の使い分けだけ見てほしい」という相談だけでも歓迎します。ご予約は教室ホームページのLINEからどうぞ。Zoomでのオンライン受講にも対応しています。


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